昼麦酒往くひと来るひと見下ろして

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忙しさと突然の暑さにぐったりな一週間を抜け、やっと休日。

阿佐ヶ谷のイタリアンでいつも通りにツナと茄子のトマトソースのランチセットを頼み(もしくは、ベーコンとオニオンのアマトリチャーナの二択です。というかこの二種類しか食べたことがない。)

あ、とりあえずハートランドを、と伝えたときの私の身体の力の抜け方は、重いリュックを下した後のようでもあり。

(写真は関係のない、2年前の阿佐ヶ谷の七夕まつりのときのコロナとサッポロ)

 

麦酒、は夏の季語だそうです。

なんて気分をそのままに伝えられる季語なのだろう。

ただ、ビール にしろ、むぎしゅ にしろ、言葉が3文字しかなくて難しいなと、黒ビール  とか、麦酒かな とか思案していると

メールをしていた主人が「昼麦酒」という完璧な言葉を返信してきた。これも歳時記に入れるべきだなと思いました。

 

阿佐ヶ谷のお店は二階にあるので、ガラス戸から外が見えるのですが

気分はオフィス街のサラリーマンたちを見渡す想定だったのだけど、阿佐ヶ谷の街はなんだかもっとのんびりとしていて

日が午後へ転がるねむたい気分の方がぴったりくるように感じました。

 

 

残り二センチのビール泡まどろみて